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中学生以降に行う本格矯正
-II期治療-

中学生以降に行う大人の歯の「咬み合わせ」調整

小児矯正では行う時期や目的が異なる、「I期治療」と「II期治療」があります。こちらでは横浜市「たまプラーザ うえき矯正歯科」の「II期治療」について、くわしくご紹介します。お子様のお口の状態によってさまざまなケースがありますので、まずは一度ご相談ください。

II期治療の目的と治療方針

II期治療の目的と治療方針

II期治療では、最終的な永久歯の「咬み合わせ」の改善が主な目的となります。咬み合わせの改善により機能回復をはかり、結果として審美的な改善、側貌(口元)の改善なども獲得できます。治療は、「固定式のブラケットを用いた装置」を使用することが当院では一般的ですが、症例によっては「取り外せるマウスピース型の装置」を選択することができます。

取り外せるタイプの場合、お子様は自らなかなか装着してくれないこともあります。確実に効果を得るには、固定式のタイプが適している場合もありますので、事前にご相談が必要です。また歯並び・咬み合わせの状態によっても、適用できるケース・できないケースがあります。

それぞれ費用も異なりますので、当院では複数の治療方法をご提示した上で、患者様に選んでいただきます。

II期治療の開始時期

II期治療の開始時期

II期治療は、永久歯が生えそろった中学生以降に開始することが多いです。ただし歯の生え変わりのスピードは、誰一人同じではありません。経過観察の上でそれぞれに適したタイミングを見計らいます。

なお、小学生のうちにI期治療を受けた上でII期治療に移行するケースや、顎の骨の成長に問題が無い場合II期治療からスタートするケースもあります。

治療期間について

II期治療の期間は一人ひとりのお口の状態によって異なりますが、一般的に2~3年程度かかることが多いです。くわしくは診療の上で判断しますので、一度ご相談ください。

「アイテロ」による光学印象を活用したマウスピース型矯正装置(インビザライン)

「アイテロ」による光学印象を活用したマウスピース矯正「インビザライン」

従来お口の型採りは、シリコン材を数分お口にくわえて行ってきました。しかしこの方法は、患者様にとって不快感が強く、ご負担となっていました。

当院では「アイテロ(iTero)」という口腔内スキャナーを導入し、レーザー光を照射することで痛み・不快感のないお口の形状印象を実現しています。アイテロは透明なマウスピース型の装置を用いる矯正治療システム「インビザライン」専用の口腔内スキャナーであり、従来お口の型採りで発生していた患者様のご負担を取り除くことが可能です。

※医療品副作用被害救済制度の対象外であること

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スキャンした3Dデータを元にマウスピースを設計し、歯の動きに合わせて一定期間ごとに交換します。アイテロとマウスピース型矯正装置(インビザライン )の好相性で、より精度の高い効率のよい矯正が可能になります。また3Dデータは、患者様へのご説明にも使用します。

装置が透明で目立たない上に、食事や歯磨きの際にも取り外せるといった点がメリットの治療法です。

※ただし、歯並び・咬み合わせの乱れの状態によっては適用できないケースもあります。

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